テザリング有料なんてまだ甘い。
時は2010年。ガラケーとスマホの境界線上の時期にauは一部のガラケーにWiFiを搭載していました。ガラホになる前ですね。
ついにガラケーでも無料でネット通信ができる!
そんな期待とワクワクを持ったのもつかの間。非常に悲しい出来事が発生。
auは何故か機器に内蔵されているWiFi機能を利用するには「WiFi WIN(有料)」というオプションに契約する必要があり、月額500円を徴収するという手を使うという悪手に出ました。
まさに「パケット使われなくなったら儲けが減るじゃん」という事からでしょう。
ただしWiFi WINには無料期間も儲けられていましたが、いかんせん有料なのを無料で使わせているという状態にユーザーは苛立ちを隠せませんでした。
それは今回のテザリングも同様で「今までキャンペーンにて無料で使わせて上げていたけど、この度有料化しました。なので月額を徴収します」といったやり方は先のWiFi WINと同様で、その経営方針は理解しかねます。
100歩譲って、WiFi WINはわざわざWiFiユニットを搭載したから開発費が欲しい、という点では理解できますが、テザリングはスマホなどの機器に搭載されている機能でauが開発した物ではありませんので理解する気もおきませんね。
今からでも撤廃をするといった英断をできる人がauにはいるのでしょうか?
[amazonjs asin=”B01FZ2HQ3Q” locale=”JP” title=”KYOCERA au GRATINA 4G BLACK KYF31″]
コメント
au WiFiWIN契約すると、専用の Webサイトで動画等の大容量コンテンツにアクセスできました。
これは通常の CDMA回線からはアクセスできない WiFiWIN専用サイトでした。
ところが一旦 WiFiWINで動画再生すると、WiFiが失われても CDMAで継続して動画再生されるという素敵な仕様で、二段階定額制のパケット料金の上限に貼りついて、パケ死した事があります。
ちなみに同時期の docomo WiFi利用可能な端末は WiFi利用料無しで WiFi接続できていました。