もう、ネットは嘘だらけ。店頭も潜む嘘。
店頭で販売されているApple認証ことMFi認証のLightningケーブルですが、偽物も多く「正規」として販売されています。大手家電量販店では超高いLightningケーブル群ではありますが、どれも正規であることは調査の結果分かっています。
しかし、秋葉系のお店では謎の激安MFi認証Lightningケーブルが販売されており、多くが偽物の非MFi認証製品であることが確認されています。ただし、旧商品(C10系)の場合は安価で投げ売られている事も稀にあります。
今回は店頭で「これって本当にMFi認証?」と疑問に思った場合、それが正規であるか確認する方法をお教えします。
MFi Searchを使う
店頭でその便利な板ことスマホを使ってMFi Searchを開きましょう。
MFi SearchはMFi認証された商品を検索することができるAppleの公式サイトです。AppleのDeveloper登録をし、ガイドラインに沿った製品を申請しているメーカーのみ掲載されています。
このサイトに掲載されているブランド(メーカー)であれば、その製品はひと安心の部類に入ります。逆に掲載されていないメーカーの場合は、チップの種類が本物であれ偽物であれ、間違いなくAppleに認証されていない事が言えます。
1つの嘘を見破るならMFi Searchは有効な手段です。
MFi Searchの使い方
とくに難しい事はありません。
Model(型番)、Brand(メーカー)、UPC/EANコードのいずれかを入力して検索することができます。メーカー名や型番を全文字入れなくても大丈夫です。
試しに、ちゃんとMFi認証をしているANKERで検索してみました。
この様にメーカーや型番、種類などの情報が表示され、各商品が認証された物である事が分かります。
ここでメーカー名で検索しても出てこない場合は、ガイドラインに沿っていない怪しいメーカーである可能性か、偽MFi認証ケーブルである事が言えます。MFiに関してはA社がB社へ認証貸しすることはできませんので、メーカーが掲載されていない事自体がありえないのです。
嘘であることの被害
本物だと自身が思っていれば実害は品質以外殆どありません。
最近の偽MFi認証チップは本物と同じ動きをしますので、以前の様なiOSアップデートで使用できなくなる…なんて事はありません。最近聞きませんよね?アップデートで使えなくなった話。
しかし嘘でお客を欺いて得をしているメーカーも存在しているのが腹立たしいですね。例えば中国で5元(約80円)で店頭販売されているLightningケーブルをMFi認証と詐称して化粧箱にいれ2,000円で販売しているケースもあります。
完全にお客を欺いて儲けようとしています。許せますか?
MFi Searchに載せない第2の嘘
メーカーがMFi認証を得た後、偽物を製造するケースです。Fake品を作る第三者ではなく、認証ケーブルに非認証ケーブルを混ぜて市場に流すケースです。
どうやらコストをケチってこの流れを組む工場がありますが、Appleストアでもお馴染みのベ●●●もこの手の手法を行っている話を中国の工場関係者経由で聞きましたが、まだ裏が取れていないので伏せます。
他の日本国内業者でもその方法を用いて市場に商品を流していることを確認していますが、メーカーに問い合わせても正しい返答はなく、事を曖昧にされています。Apple側も分かっていて対策しません。
また、MFi Searchに一部製品が掲載、一部製品が掲載されていないメーカーもあります。その場合の非掲載分は偽物ではなく、製品自体は本物であることが多いです。どうやら、1製品の認証で他製品を製造している為、一覧には出てきません。ガイドライン的にNGと思われますが、誤魔化した登録方法を使っている事からその様なメーカーの製品は信用できるはずはありませんね。
そう言えば株式会社デイトリッパーさん、MFi認証していないMFi認証Lightningケーブルの件、返答がまだです。ご連絡お待ちしています。(info@もばらぼいんふぉ まで連絡ください)
(まじこ)
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