中華イヤホン業界で今一番と言っても過言ではない程注目されているのが、この「KZ ZS5 2dd+2ba」です。
何と言っても特徴は価格。3000円台でクアッドドライバーのハイブリッドイヤホンが買えてしまう事。この仕様のイヤホンを従来の市場で手に入れようとなると約10倍以上のコストがかかる事もあり、クアッドドライバーイヤホンの入門機の位置付けとしても人気だそうだ。
「KZ ZS5 2dd+2ba」は、リケーブル可能な脱着式で、オプションにより通常有線、リモコン付き有線、リモコン付き無線(Bluetooth接続)を使い分けられ、ライフスタイルに合わせてケーブルを変更できるもの嬉しい。
端子は、0.75mmの金メッキユニバーサル端子。色々な端子規格がありますが、手持ちのリケーブルを使用する際は互換性を確認する必要があるので注意。
中国の販売サイトAliexpressの人気ショップ「HCK Audio」では、通常モデルでは3,667円、リモコンマイク付きモデルで3,781円、銀リケーブル付きで4,354円となっている。
リモコン付きBluetoothケーブルは別途877円で販売されているなど全般的に金額面で良心的だ。通常モデル+Bluetoothケーブルを合わせても5,000円を切るとかトンデモナイですね。
KZ ZS5の気になる音質は?
多くのレビューでは「KZ ZS5 2dd+2ba」が得意としているのは主に中高域。低音や超高音域に関してはそれなりの表現力で、主に高音楽器系、女性ボーカル系が栄える様ですね。
装着方法はSHURE掛け式。装着感に関してはSHURE掛けに抵抗がなければホールド感もよく、音漏れに関しても通常利用ではとくに無いようですね。長時間の装着に関しては、人により少々疲れるかもしれません。
KZ ZS5は買いなのか?買っても大丈夫?
「KZ ZS5 2dd+2ba」は、まずコスト面が優れている中華イヤホンと言う事前提に考えて下さい。この3,000円台から購入できる中華イヤホンが、約10倍以上のコストがかかるイヤホンと同等の性能を実現するわけではありません。
しかし、3,000円台とは思えない実力を発揮するのもまた事実であります(そうでもないと、話題に上がってきませんしね)。
そのお値段以上の部分を楽しむのが中華イヤホンの楽しみ方とも言えます。
以前当サイトでは、中華イヤホンの入門機としてはXiaomi PISTONシリーズをコスト・性能面からオススメしていましたが、上のレイヤーとして、「脱着式」「リケーブル」「クアッドドライバー」などに興味が湧いた方には、こちらの「KZ ZS5 2dd+2ba」を検討してみてもいいかもしれません。
Aliexpressで購入するのはちょっと不安、という方はAmazonでも販売されています。約5,000円と少々割高ではありますが、安心して買えるので早く欲しい人はAmazonでもいいかもしれませんね。
(まじこ)
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