赤液晶…GalaxyS8に搭載された有機EL「AMOLED」に新たな問題か?

iPhoneにレッドモデルが出たからって…。そんな冗談はさておき。Samsungの最新スマホ、Galaxy S8/S8Plusに赤い液晶問題が発生している。

別件で過去に、色温度の問題で黄色液晶(通称:尿液晶)がiPhone4s世代で多く発生した問題が記憶に新しい。あの問題は液晶メーカーの問題と、地域によるこだわりだった。日本では青系液晶が主に人気で、日本以外のアジア圏では黄色液晶が主だった。ロットによる過剰な尿液晶が日本に沢山入ってきて多くのユーザーを驚かせた、という話。今では日本でも多くの端末は黄色系の液晶であり、見慣れているせいで気にならないという事実。
(青、黄の他に茶系もあったのはまた別の機会に解説します)

ところで、S8のディスプレイが赤みを帯びている件に関しては搭載されている有機ELのAMOLEDの問題が指摘されている。やっぱりSamsung!ざまぁ!と笑ってはいられない。次期iPhoneに関しても一部のロットにSamsung製のAMOLEDが搭載される噂があるからだ。

この問題はカラーバランス調整で何とかなるものであれば良いが、現状どうなのか不明なので、Samsung側の調整アップデートなどの追加を情報を待ちたい。

2017年4月17日、韓国・ハンギョレによると、韓国・サムスン電子の最新スマートフォン「ギャラクシーS8」と「ギャラクシーS8プラス」に液晶の品質問題が浮上している。

サムスン電子のスマートフォン関連コミュニティには17日、ギャラクシーS8の「赤い液晶問題」を指摘する声が相次いだ。予約購入でいち早くスマートフォンを手にした消費者の一部から「液晶に赤みが強く使いづらい」との不満が出ている。カメラで撮影した写真と実物の色が全く違ったり、スマートフォンに白い壁紙を設定した際に正常な液晶と比べて明らかに赤みが強いのだという。また、「赤い液晶問題でサムスンのサービスセンターを訪れたが、修理はしてもらえず交換することになった」との声も寄せられている。

一部では「サムスンがプレミアムモデルに採用したAMOLEDディスプレイ(有機EL)の問題ではないか」との指摘も出ている。業界関係者は「サムスン電子はギャラクシーS8のカラーバランスを調整するため『ディープレッド』という技術を採用したが、うまく調整できなかったようだ。大量生産を焦ったために生じた問題とみられる」と述べた。

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