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「シンプルとエレガント」をコンセプトに、イヤホン業界に颯爽と登場したSIMGOTがエントリーモデルの新製品「EM2」を日本市場に投入。煌めくボディにパワフルなサウンド。手頃な価格で意外に良い音を奏でちゃいます。
今回は、そんなオススメイヤホン「SIMGOT EM2(カラーバリエーション:パープル)」をレビューします。

【提供】SIMGOT JAPAN(Twitter:@SIMGOT_JAPAN

参考価格

販売サイト
amazon
SIMGOT EM2 イヤモニ型 イヤホン Hi-Res IEM ハイブリッドイヤホン ダイナミックドライバー1基+Knowles社製バランスド・アーマチュア型ドライバ1基搭載 2Pin リケーブル 着脱式 3.5mm 高音質 ハイレゾ音源対応 高遮音性 –  12,800円(参考価格)

※レビューは購入価格を基準として評価しています。コストパフォーマンスについてレビューしている為、価格が高い=高評価という物ではありません。

Image Credit:SIMGOT JAPAN

外観評価

化粧箱
付属品
☆☆
化粧箱サイズはEM700PROと同様。イヤホンコンセプトに基いたデザインになっています。
内容物:本体・2PIN4本混合銀メッキケーブル・SMLサイズイヤーピース(高通過型・均衝型 計6セット)・革製ケース・説明書(日本語あり)・保証書

筆者は、EN700PRO付属の革製ケースを愛用しています。絶妙な大きさと収納力なので非常に重宝するので、これは何個あっても嬉しいアイテムです。
本体の外観
☆☆☆
第一印象で感じたのは「小型」「軽量」であること。
三角形のデザインは非常にシンプルでコンパクトに纏まっており、派手さはなく落ち着いた印象。組み立て精度も良好なのでバリなど雑な部分はありません。また、EM2の特徴として「2PIN端子が折れない様にするためのストッパー構造」が採用されています。本体とケーブルを合わせてデザインが完成する様に設計されています。(パッケージのイラストがそれを示していますね)
ケーブル
☆☆☆
四本混合銀メッキコードは細くしなやかで、しっかり編み込まれています。中途半端に解けるなど、ヤワな編み方ではありません。
プラグ部分はPVCに包まれており思った以上に大き目。プラグの抜き差し際は便利ですが、ジャック近くまで覆うようなDAPケースを付けている人は、干渉に注意です。また、ケーブル側の2PINを円形に包み込んでいる端子ガードが付いています。
イヤー
ピース

☆☆
質感は柔らかく丈夫でペラくないイヤーピース。
高音重視(EartipⅠ)・低音重視(EartipⅡ)の2種類(計6セット)が付属。当方は普段はLサイズのイヤーピースをしていますが、EM2付属のものではMサイズでもフィット。また、半透明素材は耳垢やホコリが目立つこともありません。これは地味に嬉しいですね。
ちなみに、高音重視(EartipⅠ)は口径が大きく芯が柔らかめ。低音重視(EartipⅡ)は口径が小さく芯が固めにできています。

音質評価

解像度
☆☆☆☆
エージングを24時間程行って検証。
贅沢に感じるほどの解像度というのが第一印象。音の広がりや分離が優れており音を掘って聞くのに最適。主にボーカルメインで、演奏も特徴の音源・多重奏の音源などもしっかりカバーします。
「中心」を突き抜け「手前」周辺をメインに広がる音。「遠めの左右隅っこ」までサポートし、中心から中程度横、または手前に音を広げます。
中高域
☆☆☆☆
「EartipⅠ」ではクリアな中高域はボーカルとサポートする音源を気持ちよく聴かせてくれます。弾ける音、広がる音についてハッキリと繊細に聞こえるので高域を聴きつつ中域を探すなど音を楽しめます。
横に抜ける低音が縦に抜ける中広域を引き立てます。
低音
☆☆☆☆
締りの良い低音が手前で弾けます。聴き応えのある低音と特徴的な中高域が重なる音源は中々楽しめますね。
「EartipⅡ」の場合は、低音がより中央に位置し、凝縮された低音を奏でます。中広域が多少奥に行った気もしますが、高音・低音の好みの差でしょう。
よく聞く音源に合わせてI/IIを併用するのもありですね。
装着感
☆☆☆☆
EM2は軽量で三角形状であることから耳にフィットしやすく作らえれています。
安価なカナル型イヤホンとは異なり、イヤーピースを耳穴にねじ込んで固定するものではありません。耳元も含めて軽く優しく装着する感じです。
また、少々太めのイヤーフックのチューブは使っていると「思った以上に耳に優しく柔軟」であることが分かります。装着によるストレスは低く、長時間にも耐えられます。

総合評価

SIMGOT EM2」は、見た目は落ち着いているものの、SIMGOTの拘る音表現をしっかり再現しています。それも、エントリーモデルであるにも関わらず、EM700 PROと同じコアダイナミックユニットを採用。そして、最軽量のBA(RAF-32873)が中高域を楽しませてくれます。

デザインに関しては、EM700 PROの様に左右別々の色などと言った特徴的なものではありませんが、数種類からカラーバリエーションを選べること、見た目は主張しすぎないことで「飽きにくく、長く使っていける」ものであると思います。
また、レビュー時によくある「見た目の豪華さで判断し、評価に色目を使ってしまうこと」もなく、純粋に音の良さを感じ取ることができました。

EM2に関して、強いていう欠点ですが、2PIN端子接続部分を含めてデザインしてしまったこと。端子ガードがあるため、他のリケーブル装着時にSIMGOTの想定するデザインを崩してしまいます。これは音に関する問題点ではありませんが、所有満足度につながるポイントなので、リケーブルした際もデザインを崩さない様にOリングを別売するか、EM2に合うアップグレードケーブルを用意して欲しい物です。

また、私の独断と偏見で「SIMGOT EM2」をオススメする層は、現在2000〜4000円クラスを使っていて、次のイヤホンで5000〜10000円辺りのイヤホンを狙っている方です。10000円前後を狙っているのでれば、あと数千円出して「EM2」をターゲットにした方が、1ランクも2ランクも上の音を楽しむことができます。

1万を切る他のモデルでも良い音を出すイヤホンは沢山ありますが、1万円を超えてくると「そこに超えられない音の壁」(掛けられるコストも考えて)が出てきます。また、軽さ・装着感・付属のイヤーピース(+ポーチ)というトータル的なことを考えると、EM2がベストチョイスになること間違いないですね。あとはカラーバリエーションの好みにもよりますが。

今日日、ワイヤレスイヤホンが一般的になりつつありますが、有線で音を気軽にじっくり楽しみたい方にもオススメです。

 

プラグ比較 EM2(左) EN700PRO(右)

ケーブル比較 端子ガードのあるEM2(左)と剥き出しのEN700PROケーブル(右)

付属のイヤーピース EartipI(右)とII(左)

(文/編集部)
※記事依頼などのお仕事は contactz@moblabs.info まで

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