【イヤホンレビュー】「Revonext QT5」 デザインを愛でていたい”オールマイティ”に対応可能なイヤホン

銅色に輝くイヤホンは2PIN対応の1BA+1DDの「Revonext QT5」です。
金属製の中華イヤホンは尖ったデザインが多いですが、QT5はカッパーカラーの落ち着いた見た目。今回はそんなクールで安価なイヤホンを紹介します。

【提供】HiFiHear(Twitter:@Qianqian_HRcase

※レビューは購入価格を基準として評価しています。コストパフォーマンスについてレビューしている為、価格が高い=高評価という物ではありません。

購入時の価格

購入先:
amazon
Revonext QT5カナル型 イヤホン 高音質 高遮音性 1BA+1DD 搭載 ハイブリッド型イヤホン ノイズキャンセルイヤフォン 軽量 2pin着脱式 通話可能 着け心地抜群 中華イヤホン (カッパー) – ¥3,399(購入時)

外観評価

化粧箱
付属品
☆☆
化粧箱は中箱サイズで、開封するとクッションにイヤホン本体が収まっています。内容物は非常にシンプルですが、イヤホン本体にコストをかけていると考えると納得が行きます。
内容物:本体・SMLサイズイヤーピース・2PINケーブル・説明書(日本語あり)・保証書
本体の外観
☆☆☆☆+
CNCアルミニウム合金が使用されている、モダンでレトロな雰囲気の銅色のハウジング。かつ滑らかな曲線で触り心地も良好。カッパーとシルバーのモデルがありますが、艶消しで落ち着いた大人のデザインは高評価。
ステムはプラスチックでダクトメッシュは外側も合わせて少し弱めかも。
ケーブル
☆☆☆
銅の編み込み式の2PINケーブル。KZイヤホンで見られる細めでシルキータッチでL字プラグ。アジャスター付き。
柔らかいので、絡んでも解けやすく使い勝手も良い。イヤーフックのチューブは癖がありますが、掛け心地は思った以上に良いです。
イヤー
ピース

☆☆
固くも柔らかくもない中間のイヤーピース。カラーは半透明のグレーでSMLサイズのみ。
ペラペラな安価なイヤーピースとは異なっているので、フィットすれば問題は無い。ただ、ハウジングのデザインと不釣り合いな印象。

音質評価

解像度
☆☆☆☆
箱出しでも解像度は悪くなく「聴ける」。
「中心」「手前」をメインに、「少し遠い左右の手前より後ろ」をサポートする傾向にあります。中心に籠りがちですが、程よく左右に分離するのが楽しいです。
中高域
☆☆☆☆
中心・手前で奏でる中高域は表現力はバランスが良く、BAの性能か抜けて高音がいい味を出しています。
シャリシャリ傾向にあらず、一定の域をキープしている様にも思えます。ボーカル、リズムに良さそうな印象。
低音
☆☆☆☆
頭を刺す不快な低音ではなく、控え目ながらもしっかり沈み込みを表現しているので、低音ドンシャリに聞こえるかもしれません。
しかしながら1DDでありながらも丁寧な作り込みをしているのがハッキリわかると思います。
装着感
☆☆☆☆
パッケージでイヤーピースの選択肢がないのが惜しいですが、付属の物が合えば問題なし。金属筐体は手に取った感じは少し重みを感じるものの、滑らかなハウジングも手伝って装着感は上質。柔らかいイヤーフックも合わせて長時間のストレスは低め

総合評価

Revonext QT5」は、とにかくデザインが優れており、値段感を考えると期待以上の出来栄えです。BAやDDの数にこだわらず、値段とファーストインプレッションで購入しても公開しないレベルに値します。

年々、エントリー価格の中華イヤホンでも、価格帯をキープしつつ中身だけでなく外見も強化している事が分かります。しかも、「Revonext QT5」に関しては、箱出しすぐに利用しても、すんなり音を受け入れる事ができました。今まで聞いたことのある様な音の表現なのかもしれませんが、変な癖を感じない為、オールマイティの音源で気楽に扱えるイヤホンであると思います。

コレクション的にはシルバーモデルも欲しくなる勢いですね。

(文/編集部)
※記事依頼などのお仕事は contactz@moblabs.info まで

タイトルとURLをコピーしました