サブキャリアの勢いに対し、批判の声も上がっている。
批判の声?それは有識者を装ったユーザーではなくMVNO事業者からだろう。
サブキャリアは安価な回線な割に、帯域幅を広く使える事で回線が込みにくい。しかし純粋なMVNOに比べ少々コスト面は高い。のがついこの間までの印象だ。
破竹の勢いでシェアを増やしている両サブブランドだが、総務省の会合にも出席する有識者から“疑惑”を指摘する声も聞かれる。
一般的に、MVNOの回線速度は利用者が増える昼間は低下するとされる。MVNOが携帯大手から帯域幅を多く借りれば、この欠点は解消されるが、コストがかかるため、非常に薄い利幅で事業運営しているMVNOには現実的には難しく、ほとんどのMVNO利用者がこの弱点を我慢しているのが実態だ。
しかし、有識者は「UQは昼間でも回線が遅くならないほど潤沢に帯域幅を買っているのに、料金が安いままなのはおかしい」と指摘する。UQは親会社のKDDIの回線を借りている。UQ契約者からすれば安くて速いのは願ったりかなったりだが、そのために、UQは不当に安い価格でサービス提供しているのではないか、というわけだ。
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エントリー〜ミッドレンジスマホを一括案件で定価より安価でさばき、条件が整えば安価で持てる仕組みになってきたのがここ最近のサブキャリア。
ここ近日見られるのは、Huawei端末の一括案件。通常に買うよりも遥かに安く、月額も安価でサブキャリア回線なので通信品質も安定。
例えば、モバワン池袋のP9 lite PREMIUMの案件。
本体一括 9,800円(税抜)
ぴったり/おしゃべりプランS 2,980円
マンスリー割 ▲1,200円
イチキュッパ割 ▲1,000円(〜13ヶ月目)
UQ学割 ▲1,000円(14〜26ヶ月目)
最安780円〜/月
こんな感じ。端末もそこそこ使える(Snapdragon617)し安いよ…そしてキャリアお得意の●●割適用でこの価格。MVNOではなかなか出来ない数字。金額補正かからないで一括9800円なら、エントリーのSnapdragon430クラスの端末しか選択肢ないし。
こういった無茶苦茶な割引でシェアを拡大している。糞帯域しか分け与えられていないMVNOにとっては批判の的になるのも分かる。
でもね、そりゃあサブキャリアを選ぶ人も多いでしょ。
ちなみに大手キャリアの方は、旧世代となってしまうXperiaXZやGalaxy S6/S7 esgeを投げ打っているのであった。
こんなことされるからキャリアでまともな値段出して購入したくないんだよね。1個前世代のスマホを渡り歩いた方が本気で得(というか損はしない)。
それに、一括案件のキャリア型落ちスマホと家族割で組んでいれば対して高くないので、無理にMVNOに移動する意味もないのだ。
MVNOが絶好調という報道の裏で、撤退するMVNOもいれば、大手キャリア&サブキャリアによるMVNO潰しも絶好調なのである。
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