SONYのNFC新技術で、友人からスマホの電力を借りれるようになるかも?

無線技術「NFC」でデータおよび電力の送受信に関する特許がSONYから出願されているとPC Watchが報道している。
NFCはスマホをはじめ、スピーカーなどの様々なデバイスに採用されつつ、電柱に設置してあったりどんどん身近になってきた無線技術。このNFCに電力を送受信できる技術が追加されるとなると、対応端末どうしで電力を分け合ったり、端末だけでなく設置されたNFCポイントから電力を供給できるようになるかもしれない。同系の無線技術のFeliCaでは実現できていない電力の送受信技術なので注目したい。

今現在は大量にバッテリーを食うゲームなどにより、モバブを持ち歩るく事が多くなってきましたが、いざという時に電力をシェアしてもらえる手段があると助かりそうですね。またこの技術から、飲食店などでテーブルの端っこがNFC給電ポイントになったら(対応端末によりますが)ちょっとどころか便利になることは間違いありません。

米国特許商標庁のサイトによると、SONYが3月2日付けで「NFC(近距離無線通信)におけるデータと電力の送受信法」という特許を出願していることが明らかになった。
(原題は「Configuration of Data and Power Transfer in Near Field Communications 」)。
出願特許にはモバイル同士で電力をやり取りしている図が含まれており、将来的には「友人のスマートフォンから無線で電力を借りる」ということが可能になるかもしれない。

2日(米国)に公開された特許は、「データ用と電力用の2種のアンテナを持った電気製品において、相互に通信しながら供給する電力を制御する」というもの。
双方向に通信することで、電波強度や指向性を細やかに制御した送受電が可能な点が特徴的だ。

出願特許は、同機能を持つ機器を複数利用することでantenna arrayと呼ばれるデバイス同士のグループ形成機能についても言及。
グループ内の機器は双方向に通信可能なため、1台が離脱したとしても機能が保たれる。
また、この双方向通信により、ユーザーはGUIを通じて電力の送受信をコントロールできるため、電力を盗まれる心配も無くなる。

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