Xiaomi自社製SoC「Surge S2」が16nmプロセスで製造開始

先日発表された中国Xiaomi製のSoC「Surge S1」ですが、どうやら次世代SoCの「Surge S2」を近々に量産を開始する予定であることが報じられています。

台湾TechNewsの報告によると、Xiaomiは台湾TSMCの16nmプロセスを用いたSurge S2のサンプリングを2017年第3四半期に量産開始するようです。このSurge S2搭載機は同社のMi6cであることも予測されています。

Surge S2は以前、10nmプロセスで開発されている噂がありましたが、16nmプロセスである事とSurge S1と同じアーキテクチャであることが新たにわかりました。同じアーキテクチャとなるとダイサイズを変更したマイナーアップデートの可能性もあります。あまり大きな期待はしない方がいいですね。

 

2017年3月に発表したSugre S1搭載機「Mi5c」ですが、ベンチマーク性能をおさらいしてみましょう。
省電力コアのCortex-A53を8基搭載している事が分かります。

Antutuベンチマークでは60000点。この数値だとSnapdragon625あたりをライバルとして意識している仕様になっています。

しかし、GPUがMali-T860との事で、実際にはMediaTek Helio P20と同等と考えた方が間違いないですね。

Xiaomiの自社設計自社開発のSoCを採用との事で価格面で有利になると思われがちですが、既に安価なXiaomi端末の中でMi5cに関しては正直高いです。

大量生産して安価になるまでは、もう少し時間がかかりそうですね。

 

(まじこ)

 

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