日本の(一時期期待されていた)ジャパンディスプレイ。
技術はあっても営業力も先見の目もマーケティング能力もなく終わりそうなレベルの経営失敗が報じられています。
以前から何度も何度も助けられ首皮繋がってきたJDIは、新型液晶画面「フルアクティブ」がiPhoneSE系にせめても採用されればという話もありましたが、先日の報道でそれもなさそうですし、JOLEDの件もズタズタですね。
完全に経営は曇り、いや土砂降り状態が続いています。
5月29日、液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)の株価が109円と上場来安値を更新した。この日は一時、2割超下落し、2016年の安値138円(調整済み)を大きく割り込んだ。14年3月に新規公開したJDIの公開価格は900円。上場来高値は同じく14年4月の836円である。公開価格を1度も上回ったことのない、極度に業績不振の官製企業だ。
経済産業省が監督する産業革新機構が35.5%を出資する筆頭株主だが、産革機構にJDIの再生は荷が重いだろう。会社更生法を申請して、一から出直すべきとの声も多い。その上で、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に買い取ってもらったり、ホンハイの傘下に入ったシャープに経営を任せるといった方法もある。
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もう日本主導の企業はダメかもしれません。
なんでも、お上の人達のプライドと保身しかないですからね。
しかしシャープや東芝PC部門の様に鴻海の傘下に入ることでエンドユーザーは大きな還元を受けることは間違いありません。
(文/まじこ)