【偽物検査レポート】市場の大半が偽物?なりすましMFi認証Lightningケーブル

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高いお金を出して買ったApple認証(以後、MFi認証)のLightningケーブルが偽物だったら…と思ったことはありませんか?

パッケージに書いてあるから純正ケーブル!正規店で買ったから純正だ!信用あるお店で買ったから純正に間違いない!…なんて事はもうありません。
市場に流れているMFi認証ケーブルの殆どは、

「このケーブルはMFi認証です(と書いてあるがコレは嘘だ)」

という偽物に汚染されている…という情報を関係者から聞いてしまった。
つまり、MFi認証と記載されているのにMFi認証チップが搭載されていないLightningケーブルが存在するという話。

「それって非認証のケーブルじゃないの?」

と思った方もいるでしょう。
いいえ、違います。認証っていう事で高値で売っている物です。

Appleストアの店舗に並んでいるあのメーカーも内部情報では偽物ロットが紛れているなんていう話。

Lightningの搭載チップを検査できるツール

そこでLightningケーブル検査機を中国深センから入手。
深センでは店頭販売でこのケーブルは正規工場から持ってきた本物だよ!って検査機を店頭に置いてアピールしている場所もチラホラ。

Lightning Code Reader V3.1(右の白い方)
約14,000円。
一般的に深セン市場でもこのタイプの検査機が多かったが、確認している限り新旧2種類を見かけた。入手した方は多少小型化された後期型と思われる。外付けケーブルでLightningポートを接続(他のケーブル検査もできるのかな?)。
写真の物はLightningポート基盤がむき出しだった為、黒の絶縁テープを巻いている。
ちなみに充電方法はmicroUSBで上側にポートがある。

YG616 V3.85(アルミの方)
約17,000円。
Matenro-HKさんに協力してもらい入手。アルミタイプでLightningポートは2ポート搭載。直接挿して検証できるタイプ。2個で何か差があるのかは謎。こちらもmicroUSBで充電する。
このアルミの616は新型の位置付けだが、どうやら旧認証チップのC1Xシリーズが正常に読み取れない可能性がある。偽物と誤認識する場合があるので少し注意が必要。

検査機で検査できる内容は?

検査機2機種で調べることができるのは、ChipIDやコード、メーカーなどが検査可能。
Foxconn以外にも数社存在し、該当しない会社は非表示。

616に関してはScore(品質得点?)を調べることが可能という気分的に便利だ。
ちなみに純正のScoreはどれも90以上で90後半が大半を占める。

 

その他検証に関して

検査機を2機種用意したのは、やはり検査機が信用できないからだ。

公式でもない、非公式の検査機なので、純正から純正と言っている物、MFi認証の物からMFi認証と言っている物を検査し、公開していきます。

編集部では実際に某都内に複数店舗を持っているガジェット屋さんから無差別にMFi認証Lightningケーブルを購入し、検査を行いました。実に10種類中1本が偽物の可能性があるという結果が出た。

関係者の証言は本当なのか、それとも検査機が間違っているのか、そして販売業者はどの様な回答するのか、それを読者の皆さんに見てもらい、そして拡散してもらいたいというのが希望です。

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