将来のiPhoneのゲーム互換がヤバイ?PowerVRを捨てるApple

AppleのSoCであるAシリーズといえば、GPUとしてPowerVRを採用していることで有名。そのPowerVRを捨てAppleは独自設計のGPUを将来のAシリーズに採用するとの事。

PowerVRといえば過去にはドリームキャストのNAOMI系基盤のGPUとして、さらに昔にはPC用のビデオカードのGPUとして使用されていた物。最近ではPS Vitaなどにも採用。
過去のPowerVRの3D描写の速度はアレとして、レンダリングに関しては何というか好みの問題であるが、柔らかい系の描画なので筆者はわりと好きだ。(が、PowerVR3 KYROを購入して怒り狂った)

ところで、Appleは今後独自のGPUを搭載するとの事だが、PowerVR関しての特許を侵害せずに今までのゲームなどGPUに直に影響する描画の互換性が大丈夫なのか心配である。
もしかしたら昔のゲームは互換性がありません!なんて切り捨てられちゃう事になるとは思えませんが、互換性を切る事に関してはAppleは過去の行いが…

英Imagination Technologiesは3日(現地時間)、自社で手掛けるPowerVRといったモバイルデバイス向けGPUについて、米Appleから約2年の間に採用を見送るとの告知を受けたことを発表した。

AppleはImaginationとのライセンス契約のもと、長きにわたりにiPhone/iPad/iPodなどのデバイスのGPUとして、ImaginationのIP(Intellectual Property)製品を組み込んできた。しかしAppleによれば、自社による製品管理を促すためにグラフィックスデザインの分離化に努めてきたとしており、今後はImaginationへの依存を減らしていくという。

Imaginationは、AppleがImaginationの特許を侵害せずに、新規にGPUアーキテクチャを構築するのはかなり難しいだろうと指摘しており、Appleにその根拠を確認したが、具体的な証拠の提出はなされていないとしている。

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